自分に自信を持つ方法

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今日はシンプルなタイトルで。シンプルな記事も書きたいなという気持ちが出て来たので。

今回は、「自分に自信を持つ」というありがちなテーマで書いていこうと思うのですが、

自分に自信を持つことを考えるために、何で人は自信を失ってしまうのか、ということを考えたいんですね。逆に。

で、何でなんだろうと考えたときに出てくるのが、これもよく言われることですが、「自信を失う体験をした」ことだなと。

私の体験で言っても、本に書いている通り、小学校5年生のときにいじめを経験しました。そのときから急激に自信を失ったように思います。

その体験が自分自身に対する新しいイメージを作り上げるわけですよね。ネガティブな。

自信を失うのには様々な体験があり得ると思うのですが、一言で言ってしまうと、

「おい、調子に乗るなよ」

と言われたことのような気がするんです。自信を失うきっかけって。

例えば、私がいじめに遭ったのもまさにそれが原因だったし、恋愛で失敗したときも、当時は普通に何も考えずにガンガンアタックしていたんですよね。でも、それが災いする出来事があって。

もしくは、年上の人との関係でもそうで、元気にワイワイ楽しそうにやってると、「調子に乗るなよ」みたいな目で見られたり、無言の圧力があったりするわけですよね。

今で言えば、ネット上の誹謗中傷とかもあるかもしれません。

それも結局は、「おい、調子に乗るなよ」の一言で説明できると思うんですね。

とにかく、元気に自信満々に楽しくやっていたのに、あるとき「調子に乗るなよ」と言われて、調子に乗ることへの罪悪感が芽生えてしまったのではないか、と。

学校社会の中でもそうなのではないでしょうか。

クラスの中で目立ってしまえば、叩かれる。だから、おとなしくしているし、自分を出さないようにする。

それが、平穏無事に生きていくための方法なわけですよね。学校社会なんて、基本的に逃げ場があまりなかったりするし、クラスの番長的存在が嫌な奴だったら、ホント大変ですから。嫌な奴じゃなかったとしても、普通に気が合わないとかあり得るので。

そうなったらもう、学校に行くのも憂鬱になって当然。これは会社とかでも同じかもしれません。

話を戻して、自信を失っている人は、自信を持つことに罪悪感があるのではないか、と思うんです。

それは、「調子に乗ることへの罪悪感」とも言えます。

調子に乗ったら叩かれるんじゃないか。怒られるんじゃないか。何か、面倒くさいことが起こるんじゃないか。

そういう気持ち。

元気でハツラツとした子供を見ていると、そこに罪悪感がないんですよ。ある意味、お調子者なんですよね。

でも逆に、自信を失った人を見ていると、罪悪感が多い。調子に乗らないように乗らないように、気をつけている。

でも、心の底では自分のことが好きだし、したいこともあるんですよね。それが罪悪感によって無理矢理押さえつけられている感じ。

だから、嫉妬とかイライラとか足を引っ張りたいとか、そういう気持ちも出てくるんです。

で、そうなると、調子に乗らないようにさせた人への怒りが出て来たり、その人のせいにして被害者意識モードに入る人もいるかもしれないのですが、

それも、あまり意味はなくて。そこで恨みモードに入っても何も解決しないし、むしろあまり良くない方に進んで行く可能性が高い。

この記事を書いているのはそういう風になるために書いているのではなく、ただ、今自信を失っている人の状況を客観的に把握するために、書いています。

思うことは、もう少し調子に乗ってもいいんじゃないか、ということ。それができないから困っているんだ!と言われそうですが、ただ、自分がどういう状況なのかを把握すること、客観的に自分を見られるということができた時点で、前とは全く違うんですよ。

(私は、人が変わる上で「洞察されること」が重要だと思っています。言い方を変えれば、自分が持っている「観念に気づく」ということです。そして、実はそれは私が得意としていることでもあるんですよね。セッションなどでは個別にその人と向き合うので、効果は当然、何百倍も高いものになります)

調子に乗ってはいけない、の気持ちの中には、「嫌われたくない」という気持ちも多く混ざっていると思うのですが、

嫌われてもいいから、もう少しだけ調子に乗ること。

調子に乗らないと、何もできないですからね。いつも自分を押さえつけて、遠慮しがちになってしまうので。

一番まずいのは、何もできなくなってしまうこと。

だから、もう少しだけ調子に乗って、良い気分で行動してみてはどうでしょうか。

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アイスまじうめえ。

 

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