今日は、男が弱くなってしまう理由について書いていきます。
ただ、正直なところ、考察しなきゃいけないことが多すぎて分からない部分も多い。
笑。
なのだけど、一つの原因なんじゃないか?と思われることについて書いていきます。
男性っぽくない男性には一つ特徴があると思っていて、それは、
父親が力の使い方を間違えていた
ケースが多い。
もうちょっと言うと、
力を恐怖の手段として使っていて、誰かを守る手段として見せてくれなかった(自分にはそうは見えなかった)
と言ってもいい。
(自分の場合も、父親を高く評価できるようになってから本当に変わっていった。今、すごく自分らしくいることができている)
そういう経験をしているから、「力」というものへの拒否反応をどこかで持っている。
(父親だけじゃなくて、学校などで力を発揮している人がいて、自分はその人たちに虐げられていたという感覚を持ち、そこから力への拒否反応を抱く人もいる)
でも、その人も男性なので本質的には男性的な力を持ってる。
だから、力への憧れもある。
あるけど、力の良い使い方が分からない。
だから、否定するしかない。
力を持ってるけど認められない(お父さんを認められないから)わけで、自分の男性的な部分をどこかで抑え込んでしまう。
たとえば性的な部分だってそうなるから、どんどんむっつりスケベっぽくなって、
そういう人は基本モテなくなっちゃう。
恐れがそこにあるから、堂々とできないんだよね。
むっつりになるくらいだったら、堂々とスケベな方がいい。
堂々とスケベだったら、嫌われないから。
そこに堂々とできないと、好きな女性にも友達感覚。
男を出さない。
そういうモードに入っちゃうから、「いい人だけど好きではない(男として見れない)」となる。
だからいつも恋愛はうまくいかない。
本当に女性っぽいのか、
本当は男性的な部分があるのに隠してむっつりなのか。
それは、その人本人の「フラストレーション度合い」でよくわかる。
本当は男性的な部分があるのに抑え込んでいる場合、フラストレーションがすごい溜まる。
力を発揮している人への拒否反応も出やすい。
モテる男への拒否反応もあるかも。
俺が本当はそうしたいことを堂々とやりやがって!
みたいな。
そこでひねくれ始めると、その人を否定する、すなわち「力というもの」を否定してしまって、
自分がなりたい姿にどんどんなれなくなっていく
んだよね。
モテる人を否定したら、当然、モテることはない。
自分が否定している、ジャッジしているものに人はなれないから。
結果、余計にフラストレーションは溜まっていく。
そういう人にとって大事なのは、力を発揮している人を高く評価すること。
これ。
どんどん他人を高く評価する。
男らしい人を高く評価する。
ガンガン。
そうすると、自分が力を発揮することを許可できるようになっていく。
ただ、ここはトレーニングで、最初はできないと思う。
しようとすると、モヤモヤするはず。笑
これが、イケジムでいつも言っている「高く評価する」ということであり、トレーニングなんだということなのです。
ただ、そこが本当に「できれば」、間違いなく人生は変わります。
できているつもり、ではなくて。
学んだのに、知っているのに、知識いっぱいあるのに「現実」が大して変わってない、望み通りにならないのは、
実は「できているつもり」なだけで、本当にはできていないから。
学んだことが悪いというより、学んだことを本当にはわかっていない、できていない、ことがほとんど。
ゲームがうまい人のゲーム実況動画を観ていると「ああやればいいのか」となって、だんだん評論家っぽくなっていくのだけど、いざ自分でプレイしてみると全然できない、みたいな感じです。
大事なのは、そこに向き合って取り組んで、トレーニングして、本当にできるようになることなんですよね。
より深い内容は、メルマガにて書いてます。
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