現実が動くのは、素朴な恐怖を乗り越えたとき。

例えば、自分に自信がある、セルフイメージが高い、自尊心が高い。そういう状態だからといって、いつでも世間的に成功と呼ばれる状況が生まれるわけじゃない。

自信があったって失敗はするし、セルフイメージが高くても振られることもあるし、自尊心が高くてもうまくいかないことは体験する。

大事なのは、それでもダメージを受けない、受けたとしても回復できること、それでもなお好きなことを続けること。そのメンタル力を持っていることだと思う。

なんかね、メンタルを扱っていると、例えばバンジージャンプを跳ぶとか、怖い場所に行くとか、そういうところでメンタル鍛える！みたいなイメージがあるかもしれないんだけど、そういうのってあまり現実的じゃない。

物理的、身体的な恐怖にさらされることって日常ではほぼないでしょう。笑

ないよね、全然。そういった類の恐怖状態でどうするか？というのは日常とはあまりリンクしないわけで、

本当に日常で問われるのは、心理的な恐怖の方。

イケジュンが伝えたいのもそちらの恐怖についてであって、例えば、ジェットコースターにいくらでも乗れるようになるメンタルが身につく！とか、そういう話ではない。笑

日常の心理的恐怖というのは、言葉にすると素朴なものだったりするんだけど、でもそちらの方がよっぽど現実に影響を与えている。

例えば、失敗して、それをみんなに見られたくないとか。

そっちの方がよっぽど恐怖！という人だっているはず。

人に本音を語る方が恐怖！とかの人だっている。

素朴なんだけど、そちらの方が本質的な恐怖だと思うんだ。

だから、イケジムではそういう恐怖について扱うことが多い。そういった恐怖と向き合えて、「それでも大丈夫」だと思える幅が広がっていけば、その人は好きなことができたり、好きな人といられるようになる。

そうすると、人生の向上を感じることができるわけだよね。

例えば、LINE＠でコミュニケーションについて相談をもらうことがあるのだけど、コミュニケーションで悩みやすいのは、恐怖が強い人、自分を自分が受け入れられない人に多い。

そういう人がどこと向き合えばいいかというと、自分の中の恐怖で、どこを目指せばいいかというと「それでも自分は大丈夫」という感覚なんだよね。

そこの恐怖と向き合わずにいると、現実は動かないか、動いたとしても同じことで悩むことになったりする。

で、じゃあ心理的な恐怖を乗り越えていくっていうのは何かというと、どんな自分でも大丈夫、と思えていること何だろうと思う。

まあ、イケジュンだってそこまで完璧に到達できているわけじゃない。まだまだ道半ば。

ただ、そういう状態になると、好きなことを続けることができる。好きな人といつづけることもできる。

この二つが一番大きい。

みんな、好きなことがしたいし、好きな人と一緒にいたいと思うんだ。

ただ、それを「続ける」ためには、色んなことが起こりうるこの現実世界に対応していかないといけないし、場面場面で自分の在り方と向き合うことになる。

誰かのせいにするのか

拗ねるのか

受け入れるのか、裁くのか

許可するのか、抵抗するのか

自分の持っていないものを恨むのか

自分を嫌いで居続けるのか

卑屈で居続けるのか

その自分の在り方の選択によって現実は本当に動いていく。

結局、自分の人生の在り方の結果を、現実に体験することになる。

恐怖との付き合い方を覚えて、距離を取れて、自分が本当にしたいことが徐々にできるようになってくると、間違いなく人生はさらに楽しくなっていきます。

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