「自分の「武器」を見つける技術」という本に書いたけれど、自分の武器、つまりは自分の特性を知ることは重要だ。
つい先日も、イケジムメンバーから、勇気を出して職場をかえてみたところ、水を得た魚のように生き生きと働くことができている、というメールが届いた。
つまりは、自分の武器を活かせる「場所」を得た、ということなんだろうと思う。
例えば、サッカーの本田圭佑選手なんかもイタリアにいたときは苦労していたけれど、メキシコのパチューカに移籍してからはとにかくコンディションが最高に良い。先日のクラブW杯でも獅子奮迅の活躍を見せていた。
もちろんパチューカに移籍してから肉体改造を行なったという面もあるけれど、そんなに短期の間に大きな変化があるわけではなく、
自分の武器を活かせる場所に移ったからうまくいったという要素の方が強いと思う。
実力はそのままでも、自分をどこに配置するか、どこに身を置くかで自分を活かせるかどうかは変わる。
例えば、人との関係の中で役に立ったり貢献したりすることが得意なタイプの人がいたとして、
なのにずっと一人で時間を過ごしていたとしよう。
そうなると、もうとにかく元気がなくなっていくはず。笑
自分はダメだとか、自分なんて価値がないとか、そういう思いに苛まれることが増えるはずだ。
人との関係の中で「じゃあ、自分はこれをやりますよ〜」というのが得意なわけだから、そういう場合には、人とのつながりを大事にする、人と交流していく、ということをやればいい。
すると、「じゃあ、この仕事をお願いします」みたいになって、どんどん人生を向上させていくことができる。
そういう場合の頑張りどころというのは、
「いかに人とのつながりを増やすか」
「いかに人と深くつながるか」
というところなわけで、個人でなんとか道を打開していこうとしても、それは頑張りどころが違う、ということになる。
こういうことはよくあって、
頑張っても頑張ってもうまくいかない、人生が向上していかないという場合には、頑張りどころを間違っている、ということがある。
人とのつながりの中で価値を作っていく人は、とにかく集まりに顔を出すとか、新しい場所に行ってみるとか、そういう部分にエネルギーを注ぐといい。
人との関係の中で自分のことをよく知ることだってできるから、人と会話していると、人が困っていること、望んでいること、自分にできることなどもどんどん見えてくるようになる。
行き詰まったら、人と関わってみる。
人間関係を大事にしてみる。
そうすると、自分にできることや、人のニーズや、自分の武器なんかも見えてくることが多い。
余談ですが、、、、
イケジュンの場合は、自分個人の独力を磨いていくことが20代の10年間だった。
ただ、10年間地道にブログだったりメンタルのトレー二ングをしてきて、そろそろ次のステージかなという気もしている。10年やれば、それなりになる。
(筋トレだって、少なくとも10年はやるつもり)
もうすぐ20代が終わるのだけど、30代はもっともっと人とつながっていくようなそんな気がしてる。
20代は、とにかく土台となる自分個人の実力アップに力を入れてきて、順調に力はついてきた。何事もやりきっていれば、向き合っていれば、それなりになっていく。
この10年は本当に、慌てず淡々と、己の実力を磨いてきた。
今なら、大企業であろうがスポーツチームであろうが学校であろうが、どこに呼ばれたとしても、自らのトレーニング技術、ファシリテーション技術を駆使することで、「素晴らしかった」と言ってもらえるだけのパフォーマンスを発揮できるという確信がある。
振り返って思うのは、ブレずに力を磨き続けてきてよかったということ。そして、10年やった結果として、次のステージも見えてくる。
30代も楽しみだなーっていう、今はそんな感じの気分です。
締め方微妙ですが、ご愛嬌。
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いけじゅんBAR「なぜ、大きな目標はあるのに行動できないのか?」
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「無愛想のススメ〜人間関係が劇的に改善する唯一の方法〜(光文社)」 2016年12月発売。発売4日で増刷!
『自分の武器を見つける技術』2015年12月発売。発売1週間で増刷!