元スペイン代表フェルナンド・トーレス擁するサガン鳥栖対セレッソ大阪。感動したのは、試合後の清武弘嗣選手の在り方だった。

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昨日、サッカーJリーグのサガン鳥栖対セレッソ大阪の試合をDAZNで観ていました。

 

サガン鳥栖は、元スペイン代表フェルナンド・トーレス選手を獲得したことで話題のチームなのだけど、そのとき下から二番目の順位に沈んでいて、J2降格圏。

 

ただ、試合は1ー0でサガン鳥栖の勝利!7試合ぶりだかの勝利で、キャプテンの吉田豊選手の目には涙が浮かんでいた。

 

ごく普通の試合での勝利だったんだけど、やっぱり勝てない時期が続くのはつらいものだし、チームもJ2に落ちるのか?という状況だったわけだから、勝利が本当に嬉しかったんだと思う。

 

フェルナンド・トーレス選手が来たにも関わらず勝てず、トーレス選手に申し訳ないという気持ちもあったかもしれない。

 

ただ、今回ここで登場するのが、セレッソ大阪の清武選手。

 

彼は元日本代表で、先日のW杯も怪我さえなければメンバーに選ばれる可能性が非常に高かった選手。

 

実力は、日本トップと言っていいと思う。

自分的には本当に大好きな選手で、W杯で観たいと思っていたし、出場していたら香川選手や柴崎選手のような活躍を間違いなくしていたと思う。

 

で、セレッソ大阪は負けてしまったわけなんだけど、

 

その清武選手がサガン鳥栖の選手に笑顔で「勝ててよかったな〜!^^」みたいな感じで声をかけていたんだよね。

 

普通に考えたら「なんで?」と思うかもしれないけど、彼自身、何度も何度も怪我をして、実力があるにも関わらず力を発揮しきれずに苦しい時期を過ごした人。

 

だから、サガン鳥栖の選手の喜びがすごくよくわかったんだろうね。

 

本当に嬉しいだろうなあっていうのがよくわかった。

 

だから、すごく自然な笑顔でサガン鳥栖の選手を祝福できたんだと思う。

 

自分のチームは負けているだけど。

 

その精神性の高さっていうのは本当にすごいと思うし、相手のことまで見る余裕がある心の視野の広さも、さすがは日本トップの選手だなと。

 

一時が万事で、ああいう場面でそうできるということは、他の場面でもできる人だということであり、他の場所でも同じことができるはずなんだ。

 

あそこまでいくには、自分だけの力だけではいけないはず。

 

チームのサポート、スタッフのサポートがないと、絶対に行けない領域だと思う。

 

でも、彼はそういう精神性の高さを持っていたからこそ、周りもサポートしたいと思って、だからこそあそこまで行けたんじゃないかと、そう思いました。

 

 
 

 

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