基本的に状態が下がるとき、パフォーマンスが上がらないときって「欠乏感を感じている」とき。
だから、例えば他人と自分を比較しがちなときって、状態下がる。
何か行動しようとしてもお腹痛くなるし、なんかプレッシャーを常に感じている感じになる。
すごくよくわかる。笑
イケジュンも自己評価がすごく低い人間だったので。
自分と他人を比較するということは「自分に足りない部分に強いフォーカスを当てる」ということ。
他人との比較というのは、願望の発見においては役に立つ。
色んな願望の具現化された形を見ることは、参考になるんだね。
ただ、比較の役割はそこで試合終了（←？）で、
あとは「自分はすでに素晴らしい」というセルフイメージや、「素晴らしい自分がやりたいことをやっている」という感覚が重要になる。
人の評価で自分の価値を判断する、結果で自分の価値を判断する。
そこから抜けていくことで、欠乏感を感じなくなってくる。
例えば、結果を求めるにしても「結果を出さなくてもすでに素晴らしい自分が、結果を出したり出さなかったりする」だけのこと。
結果を気にしすぎれば、結果は不安定だしコントロールできない部分があるから、メンタル状態も不安定になる。
すでに素晴らしいという感覚が欠けると、自分にあるものや、自分ができていることや、自分の才能や得意なこと、自分にしかできないことの価値が分からなくなっちゃう。
これが「自己評価の低い状態」で、その状態だと行動するのってすごく大変なんだね。
というのも、自分の素晴らしさに全くフォーカスが当たらず、「自分自身の欠落」にだけフォーカスしている状態になるから。
冒頭で書いたように、欠落とか欠乏にフォーカスが当たっているとき、人の状態は下がる。
誰だって完璧ではなくて、足りない部分もあるもので、フォーカスを合わせれば足りないところも見つけられる。
だけど、あるものはあるし、それぞれに得意なことやできることがある。
ただ、そこにフォーカスを合わせないなら、気分という点から見ればないのと同じことになっちゃう。
気分はフォーカスで決まるもので、フォーカスを自分の素晴らしさに向けないなら、気分的には自分の素晴らしさはないのと同じになってしまうわけだね。
あるけど。
実際は素晴らしいところはあるし、事実としてあるけど、フォーカスを向けないから認識できない。
認識できないなら、気分的にはないのと同じ。
この「自分に本来あるものに目が向かなくなっている状態」が、自己評価の低い状態。
自分を否定しながら、ひたすらないものにフォーカスしてそれを埋めようとしていくというのは、なかなかハード。
（ここはさらに詳しく書く必要があるところではあるんだけど、この記事の最後に記載する動画でそのあたりの「欠落を埋める」ことの本質部分もちょろっと話しています）
結局、今の状態が未来でも再生産されることになるから、今のモードを変えないと、未来でもずっと「ないものを埋めるために行動する」ということを続けることになっているんだよね。
「今」そのモードを変えることが必要。
でないと、ずっと苦しい行動のあり方を続ける人生になってしまうから。
大事なのは、自己評価を上げること。
つまり、フォーカスを変えたり、セルフイメージを上げること。
自分の素晴らしさに気づくこと。
自分の素晴らしさに気づいている状態で行動すること。
今の状態が再生産されるというところについて書くと、自己評価が低い状態だと、どれだけ結果を出したところで、まだまだ上を目指すことになる。
結果は出たのに、つらさ苦しさは全く変わらない。
彼女ができたら自信を持てると思ったけど、彼女ができたらできたでまだ何かが足りない気がするし、離れてしまうのではと不安になる。
また、何か足りないものを埋めないといけない気がする。
世間的にはそれなりに結果が出たのにも関わらず、それでもまだ自信を持てない。
一体、いつになったら、どこまで達成したら、どこまでできるようになれば、自信を持てるのか。
いつまで、どこまで、頑張ればいいのか。
そう感じるときというのは、自分で自分を認められない、自分の良い部分にフォーカスを合わせられない、自分を素晴らしいと思えないでいる、ということなんだね。
行動することがつらいんじゃなくて、
何かをすることがつらいんじゃなくて、
自分の欠落に意識を合わせ続けているということが、つらいんだ。
そのフォーカスや自己評価が変わればすごく楽になれる。
フォーカスや自己評価は、変えることができる。
まじ。
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