「俺はすごい!」という感覚が悪いわけがない。もっと自分に酔いしれて生きろ!

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小さな男の子が、自転車に乗ろうとしているとします。

でも、なかなか上手く乗ることができず、何度も転んでは擦り傷を作り、それでもめげずに続けていると、

ある時、自転車が乗れるようになる。

そのことがすごく嬉しくて、飛び上がって喜ぶ。

自転車に乗れた。僕はすごい。いい男。カッコイイ。最高だ。

自分に酔いしれる。

そういう感覚で、眠りにつく。

そして、朝起きたら、「さて、今日は何にチャレンジしようか?」と思い、

塗り絵の絵本を見つけ、

「俺の芸術家魂に火がついちまったようだ…」

と思い、黙々と絵を塗り始める…

さて、この一連の話に、「悪い」ことはあるでしょうか?

ないですよね。

できないことができるようになり、それを心から喜び、自分は最高だと自分自身に酔いしれる。

その感覚が悪いわけがありません。

私たち大人から見れば、自転車に乗れるようになったなどということは、当たり前のことです。

だけど、本人にとっては成長であり、素晴らしいことであり、自分に酔いしれるに値すること。

しかし。

もしも、

「たかが自転車に乗れるようになったくらいで自分に酔うな」

などという大人がいたとすれば、相当世間に非難されるだろうし、そんな人のもとにいたら子供は自分の力を信じては育たないでしょう。

でも、大人の世界でもそういうことがあるな、と思うんです。

というのは、これから何かを始めようとしたら、はじめはゼロからのスタート。

世の中を見れば、その分野で卓越している人もいる。

そんな中、コツコツとやっていくことが必要になる。

でも、もし、その卓越している人といつも自分を比べていたら?

自分がノロマに思えてきて、全然進んでいないように思えてきて、やる気を失います。

例えば、必死で頑張って、今までできなかったことができるようになったとします。

でも、それを、

「たかだかそれができるようになったくらいで、自分に酔うな」

と言われたら。

それは、小さい子供が、お母さんに「自転車乗れるようになった!」と報告したときに、

「何それくらいで喜んでるの?私は車に乗れるのよ。私の方がすごいわ。そんなことで喜ぶなんて、バカじゃないの」

と言われるのと同じ。

大人気なさすぎ。

何歳年上だよ。

あんたがその年のとき、どうだったんだよ。

そんなことを言われたら、子供はやる気を失うし、何かを達成しようという意欲もなくなります。

何かを達成したとしても、いつも何歳も年上の母親の基準で判断され、

「まだまだね」

と言われることが見えているからです。

どれだけやってもそう言われるだろうと思い、もう母親に報告しようとは思えなくなるし、

母親が恐怖の対象になります。

母親に認められるために必死の努力を重ねるようになりますが、

最終、うつになったり、体を壊します。そして、燃え尽きる。

そうなると、「達成という土俵」から逃れたくなる。

何かを「達成する」ということに対する恐怖が生まれるようになります。

『どれだけ頑張っても自分はダメだ』という思いが生まれるからです。

もしも心当たりがある人は、今日から他人の基準と距離を取ってみてください。

「自分の成長」にフォーカスすること。

あの人に認められようとしないこと。

どっかいけ!と言うこと。

そして、自分に酔いしれてください。

これができるようになった。俺はすごい。私はヤバイ。いい男。いい女。最高!

そう思えばいい。

そう思っているときになんかぐだぐだ言ってくる人は、自己評価が低い人です。

その人はいつも、他人を貶めることで自分を高めている。

だから、人が自分に酔いしれているのを見るのが耐えられない。

自分が小さくなったように感じるからです。

だから、いつだって「まだまだ」と言ってくるはずです。

誰だって、自分のペースで、自分なりのスピードで成長しているのに。

だから、無視。

セルフイメージは、どんどん高めればいいのです。

そうやって自分の基準で自分の成長を喜べるようになれば、

行動することが楽しくなり、自然とやる気も出るようになります。

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