どうしてもネガティブに考えてしまう、気分が上がらない、モチベーションが保てない。
メンタル的な課題は色々ありますが、その原因は、
・潜在意識レベルでポジティブになれていない
・脳の神経回路の構造変化が起きていない
ことにあります。
例えば、筋トレの世界に『パンプ』というものがあります。
パンプとは、筋トレをしたときにちょっと筋肉が大きくなる現象のこと。
ただ、これは実際に筋肉がついたわけではなく、血流が良くなるなどして【一時的に張っている】状態。
筋肉が本当についたわけではないので、ちょっとすると元に戻ってしまいます。
実はメンタルにも『パンプ』があります。
例えば、本を読んだ。セミナーを受けた。人から話を聞いた。
そういったとき、脳のポジティブな神経回路が活性化します。
ただ、潜在意識レベルで変わったわけではなく、脳の構造変化が起こったわけでもありません。
一時的に神経回路が『活性化』しただけで、まさにメンタルの『パンプ』状態。
僕らはこれまで、このパンプ状態を「変わった」のだと考えてきたのですが、実際にはそれではまだ変われていないんですね。
大事なのは、本当に筋肉がつくこと。
パンプではなく、一時的な活性化ではなく、本当にメンタルが変わることが大切です。
そのためには何が大事かというと、あまりにありきたりな答えにはなってしまいますが、
コツコツと継続すること
になります。
筋トレもコツコツと継続が必要ですが、メンタルも全く同じです。
これは脳科学的にも証明されています。
潜在意識が変わるレベルで継続すること
ができたとき、僕らは本当に良くなることができます。
そのとき、自然に物事をポジティブに捉えることができたり、
自然に明るく前向きな気分になる考えにアクセスできるようになります。
僕らはどうしてもネガティブなことに注目しやすくて、ネガティブな記憶が神経回路や潜在意識に刻み込まれています。
結果、どうしても前向きになれない、モチベーションが湧かない、自信が持てない、と感じてしまうんですね。
過去の記憶、何が強く印象に残っているか。
それが『未来のイメージ』に反映されます。
過去のよくなかったことばかりが印象に残っていると、未来に対しても、
「また、ああなってしまうんじゃないか」
「また、うまくいかないんじゃないか」
「どうせ、無理だろう」
と無意識的に感じてしまうんですね。
これはもう仕方のないことで、
誰もがそうやって無意識的なネガティブに引っ張られてしまいます。
でも、脳の神経回路も潜在意識も、今から変えていくことができます。
前向きになれないとか、モチベーションが上がらないとか、気分の落ち込みって、つらいですよね。
でも、それらも継続的な取り組みさえできれば、変えることができる。
今週のジムの音声でも詳しく話したのですが、大事なのは、
ポジティブの記憶痕跡化
です。
自分ができたこと、人生の良かったこと、楽しかったこと。
それらを脳に記憶痕跡として刻み込んでいくこと。
それができれば、うまくいかないことも、できなかったことも、
自分の全てではない
人生の全てではない
と自然に思えるのです。
僕らが前向きになれないのは、自分に対しての肯定的な情報が記憶痕跡として残っていないから。
だからこそ、未来に対して明るいイメージを持てなかったり、
未来への臨場感を高めることも難しく感じてしまう。
ポジティブの記憶痕跡化が進んでくれば、着実にメンタルは前向きになり、行動の強度も自然に上がってくるので、
コツコツとメントレを通じてポジティブを記憶痕跡化していきましょう!
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