自己肯定感が低いと感じるとき、脳の中がどうなっているかというと、
自分をポジティブに評価できる情報の記憶が少ない
状態になっています。
これは「実際に自分の良いところがない」ということではありません。
あるのですが、ないことになっている。
あるのですが、気づいていない、印象に残っていない、記憶に残っていない状態です。
脳には『ネガティビティバイアス』という仕組みがあり、
自分についてのネガティブな情報が記憶に残りやすくなっています。
また、僕らはフォーカスしたものについての感情が活性化するようにできているので、
自分についてのネガティブにフォーカスし、ネガティブな感情を感じる
ことが起こりやすいんですね。
上記のことを人生の中で何度も何度も何度も繰り返すことによって、
脳の神経回路がネガティブ方向で進化成長。
脳は純粋無垢に、
使われた神経回路を強化する
という原則で動いているだけなので、自分にとってポジティブかネガティブかは関係がありません。
「使うのなら、強化しときます!( ̄▽ ̄)」
という感じで、ひたすら純粋無垢に、使った神経回路を強化してくれるのです。
結果、自分についてのネガティブ情報の印象やイメージがものすごく強くなり、
最終的に【固定化】【セルフイメージ化】されます。
それが、自己肯定感の低い状態です。
自己肯定感を高めるためには、無意識に行ってきたネガティブ方向に強化される取り組みをやめ、
意識的にポジティブ方向に脳を強化していくことになります。
ネガティブ強化から、ポジティブ強化への転換。
これをとにかく意識的に行っていく。
脳にはネガティビティバイアスがあるので、意識して実行することが大切です。
もちろん、何年も何年も、場合によっては何十年も繰り返し強化してきた回路が存在しているので、
一朝一夕で、今日明日で変化できるわけではありません。
しかし、今から始めれば、数ヶ月経つ頃には大きな変化を実感することができ、現実も変わっていきます。
また、その変化は今後一生続くものです。
今から少しずつ意識して取り組んでいくこと。
できれば、集中的に一気にやってしまうこと。
そうすれば、今後自己肯定感の低さで悩むことがなくなり、
人生の快適度が非常に高くなっていきます。
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