メンタル面を考えるときに、どれくらいなら「できる」と思えるのかというのは、非常に重要なことです。
というのも、僕らは「できる」と思えることに対してしかやる気は出ないからです。
例えば、いつか本を出したい。と思っている人は世の中に結構います。
でも実際に出す人はその中の0.1パーセントとかそんな感じだと思います。
なぜ、出したいと思っているのに出すことがないのかというと、「出したい」と「出せる」は違うからです。
出したいと思うことと、自分なら出せると思っていることには、大きな大きな差があります。
【出したいという状態】と【出せるという状態】。
その違いはどこに出るかというと、【具体性】です。
出したいと思っているけど出せると思っていないときは、
抽象的でふわふわしていて、話に具体性がありません。
どこの出版社で、どんなテーマで、タイトルは、初版何部で、いつが締め切りで、何ページ書いて、章立てはどうするか。
どうやって出版社に出会い、どこで編集者とつながり、どういう形で出版に結びつけるのか。
そこまで具体的なことは考えていなくて、ただ「出したい」という思いがあるだけ。
それが【出したいけれど出せるとは思っていない状態】です。
一方、「出せる」と思っている場合、具体性を持つことに抵抗がなく、むしろ本を出す手段を自分で調べます。
自分から出版社に連絡を取ってみたり、出版塾に入ってみたり、自分でどんどん調べ、行動に移すことができます。
行動に移せば、当然、本を出版できる確率は高まります。
こんな感じで、
・出したい
・出せる
にはものすごく大きな違いがあって、そのメンタルの違いが人生の違いを生んでいるんですよね。
例えば、映画を観たいと思ったとします。
映画が観たいと思ったら、どこで希望の映画がやっているか調べ、お金を払い、映画館に足を運ぶという行動を起こし、
映画を観るという現実を体験しますよね。
そうやって【願望実現】します。
僕らはそうやって普段から願望実現して生きています。
映画を観るという願望を叶えるために、何か難しいことを考えるわけではなく、
シンプルに動き出し、願いを叶えます。
しかし、本を出すとなった瞬間に、「今は月の動きがこうだから」とか「まずは自分を癒やそう」という何やら大それた話になるのですが、
例えば、映画を観るのに自分を癒やす必要はありませんよね。
映画を観に行くのに銀河系は関係ないです。
そこに因果関係は特にありません。
出版するのも同じことです。
映画館を探して映画を観たのと同じように、ただ、出版に向けて動けばいい。
この2つに本質的な違いは全くないのですが、
何が違うかというと「できる」と思えるかどうかです。
本を何度も出版している人からすれば、出版は映画を観に行くことと本質的な違いはありません。
僕らは「できない」と思っていることに対しては、急に複雑になります。
本来、ただ必要なことをすればいいだけなのに、
できないと思っていることについては、急に遠回りし始めるのです。
結果、できないと思っていることは実現しません。
できないと思っているメンタルをできると思えるメンタルに変える。
解決先はそれしかありません。
それしかないにも関わらず、複雑に考えて、それ以外のことを頑張ったり、些末なこと抽象的なことを勉強し始めたりすることで、
願いが叶わなくなります。
知識はあっても現実が変わらないのは、
結局のところ「できないメンタル」を「できるメンタル」に変えるという、最も必要なことには取り組んでいないからです。
逆に、できないメンタルをできるメンタルに変えることによって、
普通に願いは叶うようになります。
現実に願いを叶えている人たちは、
そんなに複雑なことは知らないし、
複雑なことを考えてはいないし、
抽象的なこともちんぷんかんぷんです。
ただ「できる」と思っているだけ。
そして、それで十分なのです。
違いはメンタルだけです。
だから、メンタルを整え高めることが大事なんですよね。
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