自分で何かのサービスを提供し、お金をいただく。これは、何の悪いところのない至って健全な行為です。
しかし、自分がお金をいただくということに抵抗を感じる人は多いもの。
正直な話、これは私自身の課題でもあったし、今も完全に払拭できているかというと、よくわかりません。
ただ、確実に言えるのは、お金をもらう抵抗感から解放されない限り、人生は苦しいということ。
どれだけ頑張っても金銭的に報われないという状況は苦しさを生むし、活動を続けることもできなくなります。
私たちは生きていく上で、お金というものから目を背けることはできません。もちろん、今は自給自足的暮らしをする人たちもいますが、一般的ではない。
お金をもらう抵抗感から解放されるために大事なのは、お金をもらってビジネスをしている人を「素晴らしい」と思うこと。そう捉えること。
自分の好きなサービスを提供し、金銭的に豊かになっている人を賞賛し、決して非難しないことです。
成功している人を妬めば妬むほど、自分が成功から遠ざかり、成功者はそんな妬みはなんのその。さらに成功していきます。
結局、損をするのは自分だけ。
お金持ちを悪く思う心は、結局、己自身に刃を向け、己自身が金銭的に豊かになることを妨げる。
自分自身が、自分自身の成功を止めてしまうわけです。
お金に善悪はありません。
お金はお金。そして、普段から私たちはサービスを得るためにお金を払っている。
そして、お金を払えば、それだけそこに「価値」を感じることができるようになり、その人の成長速度も速まります。
イケジュンジムに参加している人はお金を払って参加しているので毎回の音声を真剣に聴くし、メールも真剣に読みます。
しかも、オフ会などで集まってみると、良い人が本当に多いのです。
お金を払ってでも学ぼうとしている人が集まっているわけですから。
ここで、全部を無料でやったりすると、冷やかしの人とか変な人が入ってくる可能性があります。
安ければ安いほど、安易な気持ちで来る人が増えます。
そんな人はこちらから願い下げだし、来てほしくないわけです。
イケジュンジムは、質の高い学びの場にしていきたいわけですから。
その際、質の高い場にするためには「有料にする」ということが絶対に必要だし、それは参加者のためになる。
値段は高ければ高いほど本気の人が集まり、その場にいる人たちのつながりは強固なものになります。
その価格であっても学びたいと本気で思っているわけですから。
参加者も質の高い、思いの強い人とつながることで、よりよい方向に進んでいく。
参加者のことを考えるなら、絶対に有料にすべきなのです。しかも、それなりの価格設定にすること。
有料になったら文句を言う人を相手にする必要はありません。
そういう人は後々クレーマーになったりする可能性が高いし、そこまでの価値を感じてくれていない人なわけですから。
何かを有料でやります!と言ったときに、なんやかんやと言ってきたり、変な反応をされるなら、
その人は、自分のコンテンツ、自分の提供するものを「価値あるもの」とみなしてくれない人。
もちろん、そう捉えるのも自由だし、コントロールする必要もなくて、ただ離れる。相手にしない。
私たちは、有料でも学びたい、と思っている人を大事にすればいいし、無料のもので満足ならそれもいい。それも全然OK。
ただ、有料でもいいからもっと学びたい、もっと関わりたいと思ってくれている人のために、有料のものも用意すべきなのです。
その方が、その人も成長することができるし、良い「場」ができます。
お金をもらうということ。これは本当に大事なことです。
(それを知っていて尚、無償の活動をするというのも素晴らしいこと。私はこれから学校支援のプロジェクトをやりますが、こちらは完全無償でやります。ただ、有料が悪いから無料にするのではなく、双方の良さを知った上で無料でやることが大事)
私は「セルフイメージを上げる」という話をよくしますが、セルフイメージを上げることで、自分が提供するものに「価格」をつけることができます。
セルフイメージが低い状態だと、価格がつけられない。
それだと、人生はずっと苦しいのです。
そして、価値ある活動も続けられなくなります。
そうならないためにも、何か活動をするのなら、「お金をもらう」ということと向き合うことが大切です。
どうしても達成したいことがある、恋愛を成就させたい、自信を持ちたい、自分が望むライフスタイルを手に入れたいという、自分の可能性を信じる人に向けた限定のメルマガも書いています。無料なのでよければ。
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