願望実現しようとしたり、何か一歩踏み出そうとするとき、不安や恐れを感じることってあると思います。
僕自信、京都大学法学部在学時に、ブログを使って自分で仕事をすることを始めました。
そこから専業でそう生きることを決めたわけですが、当然、そこには不安や恐れもありました。
一つは当然、「ずっとそれで生活し続けることはできるのか？」という不安です。
ただ、現在３６歳で、当時から１５年ほど経ったのですが、ありがたいことに経済面で困ることはありませんでした。
もちろん大富豪！というわけでは全くないですが、１５年間、恐れていることは一度も起こらなかったんですね。
何が言いたいかというと、当時の不安や恐れは『杞憂』だったということです。
脳の性質上、リスクやネガティブな想定を僕らはします。
それは生存を考える上で非常に重要です。
原始時代、闇雲に、何も考えずに森に突入しまくっていたら、獣に襲われてあうちでしょう。
リスクやネガティブ想定があったからこそ、僕らは生存してきました。
ただ、その不安や恐れ、リスク想定が過剰になることがあります。
過剰になると、それはそれで問題です。
なぜなら、一歩踏み出さないこともリスクだからです。
原始時代の場合で言えば、一歩踏み出さなければ食糧は確保できません。
だからこそ僕らには『勇気』も本来備わっています。
現代社会においても、一歩踏み出さないことはリスクでもあります。
成長する機会を失い、新しい経験、新しい現実を構築する機会を逸するからです。
資本主義社会の中で、能力やスキルが身につかないことは長期的にはリスクになります。
このように、苦しい現状が続く原因は、一歩踏み出す勇気を持てないから。ということがあり得るのです。
だからこそ、脳の仕組みを正しく理解し、俯瞰して自分を捉えることが大切になります。
「この不安は、過剰かもしれない」
「この恐れは、本当は起きないかもしれない」
そうやって自らの感情を俯瞰してみて、不安や恐怖に支配されないメンタリティを構築する。
ここはトレーニングによって身に付く領域です。
例えば、あなたにも、「実際にやってみたら恐れていたことは起こらなかった」という経験があるのではないかと思います。
その経験を何度も積めば積むほど、「あ、恐れていることって過剰なんだな」と理解できるようになってきます。
すると、今後恐れの気持ちを感じることがあったときにも「これは過剰だな。気にする必要はない。やろう」と思えるようになります。
メンタルはそうやってトレーニングによって鍛えられます。
それはすなわち、脳を鍛えるということです。恐れすぎる脳を整え、不安を感じすぎる脳を沈静化しているわけです。
実際、世の中に存在する全てのセラピーの目指すところは、
「過剰になってしまった不安を客観視できるようになり、自分の力で沈静化できるようになる」
ことです。
僕が提供しているトレーニングもそうで、実際、トレーニングされた方は以前よりも不安や恐れに支配されることがなくなり、
取りたい行動を取れるようになってくださっています。
そうなれば、一歩踏み出せるようになり、現実も動いていきます。
経験を積むことでさらに脳は強化され、自信がつき、メンタルも強くなります。
脳の過剰な不安を沈静化できるようになると、それだけ状態は変わってくるし、現実も動いていく。
なのでまずは、
「この不安は過剰で、実際には起こらないことかもしれない」
「起こったとしても大丈夫なのかもしれない」
と考えてみるところからスタートしてみてもらえればと思います。
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