土曜日はジムのオンライントレーニングでした。
実際に参加者と直接話しながら進めていくわけなのですが、やはり直接話してヒアリングをしていくと、
その人にとって最も必要なことを話すことができるなと思います。
メンバーの方からも「ここまでメンタルによって行動や現実に影響が出るとは思いませんでした」と言っていただいたのですが、
実際、意識の持ち方によって分泌される脳内神経伝達物質は変わります。
焦りや不安を感じている時はノルアドレナリンが分泌されていますし、
喜びや楽しさを感じている時はドーパミンやベータエンドルフィンが分泌されています。
行動する上で良くないのは、ノルアドレナリンがベースとなった「やらなきゃ感」で行動し続けること。
というのも、ノルアドレナリンはストレスホルモンであるコルチゾールを分泌するんですよね。
心身がストレスを感じた状態になってしまい、慢性的に疲労を抱えることになります。
例えば、過労だったり、ストレスがある環境で働き続けた結果、朝起きにくくなったりすることがあります。
あれは気合いと根性の問題では一切なく、身体のホルモンの問題です。
コルチゾールが慢性的に分泌されることで、副腎が疲労。コルチゾールが分泌できなくなります。
コルチゾールは朝分泌されて体を目覚めさせる役割も持っているので、
そのコルチゾールが分泌できないとなると、朝うまく起きることができなくなる。
じゃあそのそもそもの原因は何かというと、
ストレスフルに行動していたこと
ストレスを感じ続けていたこと
です。
ジムでは、その状態ではなく、より良い状態で行動できるようになる方法を伝えているのですが、
今回、メンバーの方がその方法を実践していただいて、その結果、行動や現実が明らかに変わったという報告をしてくださいました。
メンタルにおいては、気合いや根性といった曖昧なものではなく、状態が上がる理由と下がる理由。
行動できる理由とできない理由が明確に存在します。
人体は同じ構造でできているので、そのあたりの理解を深めるだけで誰でもより良い状態で行動できるようになるんですよね。
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