なかなかうまく行動できない。やろうと思っても手が止まってしまう。
そういうときにお勧めなのが『行動目標に集中』すること。
これはジムの中で頻繁に伝えることなのだけど、非常に重要な考え方です。
大体、行動が止まってしまうのは、結果を気にしてしまうときです。
結果を気にすると、「どうせやったって変わらないんじゃないか」「意味ないんじゃないか」など、色んな思考が出てきます。
そういう思考にアクセスして考えていると「もう、いいか」となってしまって手が止まってしまう。
例えば、僕は情報発信をしているのでその例で言うと、
「書いたところで意味ないんじゃないか」
「読む人なんていないだろう」
「役に立たないのでは」
といったことをあれこれ考えてしまうということ。
他にも、例えば人を誘ってどこかに行きたいと思ったとしましょう。
そこでも結果のことを考えてしまうと、
「どうせ誘ったところで応じてもらえないだろう」
「楽しんでもらえないんじゃないか」
などネガティブな想定が出てきます。
すると、本当は誘いたかったとしても、誘うという行動をとることはできなくなる。
最終的には「誰かを自分から誘う」という選択肢自体が静かに消えていきます。
結果を気にして、結果が関わることを恐れることに慣れると、願望も静かに消えていくんです。
そんな風に、僕らの状態が下がったりパフォーマンスが落ちてしまうのはとにかく、
・結果
・他者評価
この２つを気にしてしまうとき。
だからこそ【行動目標】に集中することが大事で、自分が自分が取ろうと思った行動を取れたなら、それでガッツポーズをする。
よくやったぞ！と。例えば、ブログを書こうと思ったなら、書くことができたことにまずは達成感を感じる。
そうすると、結果に関わらず良い気分を感じることができます。
人を誘うことで言えば、誘えたこと、LINEを送れたこと、連絡できたことで「最高！ふう！」と小さく叫ぶ。
自分が自分の願望に対して行動を起こせたこと自体を喜び祝福し評価すること。
それができると、行動することは楽しいことになります。
結果云々に関わらず、喜びや達成感を感じることができるからです。
しかも、そうやって行動し、バッターボックスに立つ機会が増えれば、うまくいくことも増えます。
つまり、行動目標に集中することで気を楽にして、行動回数が増えてくれば、結果が出る確率も上がってくる。
行動目標に集中すれば結果も出てくるんですよね。
結果に関わらず良い気分を感じられることは最強のメンタルテクでもあって、だからこそ継続することができます。
基本、結果が出るまでは時間がかかるもの。
もし結果でしか気分を上げることができないなら、結果が出るまでの期間が非常につまらないものになります。
つまらないことを人は続けることはできません。
結果が出ないときのダメージも甚大です。すると、結果が出るまで継続ができず、結果も得られない。
結果に関わらず良い気分でいられるメンタルを身につける。
これは人生全体を通して非常にメリットの多いものになるので、ぜひ意識してみていただければと思います。
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