「軽い気持ち」が行動量を上げる。ちゃんとしなくてもいいこれだけの理由

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今まで4冊の本を書いてきたのですが、原稿はもっぱらMacのメモ帳機能を使って書いていました。

今まさにこの記事も、メモ帳に書いています。

最初の頃は、ワードを開いて、縦書きで書き続けていたのですが、そうすると何となく、「入り」が大変だったんですね。

「今から原稿書くぞ!」みたいな気負いが必要になっている感じが何となく重くて、「入り」が遅くなっている自分がいました。

これは何だろうなと思っていたのですが、あるとき、メモ帳につらつらと思っていることを書いてみると、

あれよあれよと文章が書けていった。

なんだこれは、と思ったのですが、どんどん書き進めることができるので、今となってはMacのメモ帳機能をフル活用しています。

「軽い気持ち」が行動量を上げる


 

そのときに気づいたことは、「軽い気持ちで始めること」の大切さなんですよね。

重い気持ちで始めると文章自体も重くなるし、何より体が動かなくなります。

指が動かないし、Macに向かうのもちょっと億劫になる。

じゃあ、文章にもその「ちょっと億劫な感覚」がでちゃうんですよね。

そうじゃなくて、形にこだわらず、とりあえず始めてみる。

ちゃんとしなくていい

という気持ちで、とりあえずやってみる。

文章で言えば、とりあえず全然普通の文章でいいや、すごくなくてもいいし、書きたいように普通のことを書いてみようと思う。

すると、自分では「まあ普通だな」と思っていることでも、読者さんから新しい発見があった!と言われたりする、ということがありました。

(この話は『自分の「武器」を見つける技術』の中にも書きました)

もしくは、書いている最中に色々とアイデアが浮かんできて、書き始めるときには浮かんでいなかった文章が書けたりする。

軽い気持ちで始めることで心にゆとりや遊び心が生まれ、そこから「良いものが生まれる」ということを体感したんですね。

心にゆとりと遊び心を持つこと


 

これは、他の様々なことについても言えます。

例えば、何かを勉強する。

「勉強しよう!」という気持ちで、ちゃんとしなきゃ、という気持ちで始めようとしても、なかなか乗り気になれなかったするもの。

そうではなく、本をパラパラと見てみるだけでもいい。

重要なところ、興味のあるところだけ読もう

でもいい。

で、実際読み始めると、理解が進んできて、他のところ、興味がないと思っていたところも「読みたくなる」んです。

もしくは、集客したい、と思った。

「集客する」となるとなかなか大変な気がしてきて、ちゃんとしなきゃという気がしてきて、

すごく気持ちが重くなってしまったりするもの。

そうではなく、できることを軽い気持ちで始めてみよう、くらいでやってみる。

例えば、集客のためにブログを書くなら、ちょろっと「こんなのやってますよ〜」くらいでいいか、というところから始める。

すると、やっていく中でもうちょっとこうしようか、というアイデアが生まれてきたりするし、生まれてこなかったとしたら本当にそれだけでもいい。

ちゃんとしない方が行動できる


 

少なくとも、重い気持ちがあるがゆえに何もしない、というところよりは進んでいるわけですよね。

そこを評価する。

そうやっていると、ちゃんとしよう、と思っているときよりも行動量が上がっていたりするものなのです。

もちろん、真剣に本気で取り組むこともOKです。

ただ、なんだか乗り気じゃないな〜というときには、軽い気持ちから始めてみること。

ちゃんとしないこと。

で、実際始めてみると、脳には「作業興奮」と言われる作用があって、作業を始めると、作業にのめり込むことができるんですよね。

ちゃんとしないといけない

真面目にやらないといけない

という気持ちから「重く」なることで、行動が止まってしまうなら、もっと軽く、もっとふざけてみるのも手です。

すると、ちゃんとしよう、真面目にやろうと思っていたときよりも、行動量が上がっていたりするものなのです。

 

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