「自分はこういう人間だ」という思い通りに、人生は進んでいく。

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人間は、自分が意識したもの、イメージ、想像したもの、思考したものにどんどん近づいていくもの。

よく言われることだけど、これは本当にそう。

自分がこれまで何を意識して、何をイメージして、どんなことを考えてきたのか。

それは、自分の現実を見てみればよく分かる。

 

自分の今の現実こそが自分がこれまで意識してきたことであり、イメージしてきたことであり、

できると思ってきたことであり、できないと思ってきたことであり、

「自分はこういう人間だ」と思い続けてきたもの。

 

そこに良い悪いはなくて、ただ自分はこうだと思い続けてきたのだという、ただそれだけのこと。

もし、違う自分を体験してみたい、もっと経験してみたいことがある場合には、

意識やイメージ、思考を別のものに向けていくトレーニングをしていけばいい。

それがまさにメンタルトレーニングということになるんだけど。

 

例えば、恋愛で悩む人は、自分でモテないと思ってしまっているから、

基本的な行動形式が全てモテない男のそれになる。

 

表情、態度、しぐさ、雰囲気、目線、喋り方、LINEの仕方、声のトーン、ボディランゲージ…

 

その全てが自分はモテないというところからスタートしている、つまりは「あり方」が変わっていないがゆえに現実も変わらない。

無意識に出る行動の全てが、モテない男の「それ」になる。

自分のあり方にふさわしい現実が繰り返しリピートされるだけになってしまう。

メンタルトレーニングを積めば、当たり前だけど、カッコよくなることも可能。というか、それが自然。

逆もまた然りだから。

女性だったら、より魅力的でいい女になっていく感じか。

当然、恋愛だけの話ではなくて。

 

自分にとってふさわしくない現実を経験するのは気分の良いものではないけれど、

気分の良さを作るのは、自分の内側なんだ。

外側の現実で自分の気分を良くするのではなく、まずは内側を整える必要がある。

 

人間、気分が悪くなってしまうのはわざわざ自分で自分の願望に抵抗するようなことを考えてしまうから。

現実をどう解釈するかは全て自分次第だけど、

気分が悪いとき、調子が上がらないときというのは、自分のためにならないようなことを考えることを選択している。

 

感情というのは、

自分をどういう存在だと考えているか、その出来事をどう解釈したか、その解釈を生み出すどんな想念を持っているかで決まる。

 

自分の気分を悪くすることができるのは自分だけであって、

人生が悪くなってしまうときというのは、自分で自分をそっちの方向に持って行ってしまっていることが多い。

まずはそのことに気づくことが大切。

 

で、自分が自分をどういう存在だと思っているか、自分がいつも何を意識して、何をイメージして、どんなことを考えているか。

そこを少しずつトレーニングすることで修正していく。

そうすると、どんどん現実は自分好みの、自分が心からふさわしいと思うものになっていくよ。

 

 

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