会社を辞めたけどダラダラしてしまう状態から抜け出す方法。

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さて、独立したのは良いものの、なかなか仕事がはかどらない、どうしてもダラダラしてしまう。

そういうとき、どうすればいいのか?

ということについて書いていきます。

 

独立後悩まされる「寂しさ問題」


 

 

イケジュン自身、20代をずっと独立して個人として働いてきて、その中でいかに自分のパフォーマンスを保つか、ということについて考えてきました。

 

独立するということは自分で全てを決めて、実行して、ということの繰り返し。

 

それができないと当然、現実は動かないわけで、サラリーマンとは全く違う力が求められる。

で、その実行力というか、ダラダラせずに動こうとしたときに案外ぶつかるのが、

 

寂しさ問題

 

だったりするわけです。

笑。

いや、これはまじで結構重要!

 

寂しさをあまりにも感じていると、寂しさにのみこまれて、その寂しさをごまかすためにYouTubeを観る、ゲームをする、といったことになってしまう。

そうなると、結局、時間を気づかないうちに失っていく。

 

寂しさをごまかすための日々

 

になってしまうことって本当にあり得る。

 

だって、もしもネットでの情報発信をしていこうと思ったら、パソコンの前に座っている時間ができるわけで、

基本、そういうときは一人になる。

 

で、人間、あまりにも一人の時間が長いと、

 

自分のやっていることに意味はあるのだろうか

誰かの役に立っているのだろうか

 
とか考え始めたり、

なんとなく気力が湧かなくなってくる。

 

逆に、個人で頑張っている人も、例えば山奥にいたとしても奥さんがいたりとか、

なにかしらパートナーシップを築いていたり、自分の居場所を持っていたりするもの。

 

その「大前提」「土台」があるこそ、余計なことに悩まされずに淡々と自分がしたいことができたりするわけ。

 

イケジュンの場合だと、行きつけのカフェがあったりするわけだし、イケジムをやっていることで人とのつながりもある。

 

今まで色んな人を見てきて、元気がなくなっていくのは、人間関係がなくなっていったり、自分から離れてしまったりして、

 

精神的な土台を失っていることが多い。

 

仲間たちとワイワイやっている人の方が、長期的に見ると前に進んでいるもの。

これはもう、実際に「会って関われるような人間関係」「好きな人たちとのつながり」を持っているか?という話。

 

心がどうこうというよりも、物理的に、現実的に、人間と関わること。

 

それも、上辺だけではなく、自分を受け入れてもらえる場所を心の中だけでなく実際に持つということが大事。

 

寂しさに邪魔されない賢い戦略


 

 

最近のイケジムメンバーの例だと、

メンバーが集まってお金を出し合って、一緒に働くコワーキングスペースような場所を「実際に」作ったみたい。

 

直接人と会ってコミュニケーションを取りながら仕事をする。

そうすることで「寂しさ問題」で手が止まってしまうのを防いでいる。

 

これは、賢い。

 

そこで「寂しさで悩んでいるなんて、自分はしょぼいんじゃないか」なんて考える必要はなくて、

寂しさというのは独立して働いていく場合には、すごく重要なテーマなんだ!

と知ること。

 

だから、そこは意地を張らなくていい。

 

イケジュンのように独りでいられちゃう男でさえ、ずっと独りは無理。

まじ無理。

死ぬ。

笑。

 

そこは素直に認めて、人や場の力を借りてます。

 

人間、そんなに強くはない部分を誰だって持ってるんだし、そういうものなんだからそこで意地を張る必要はないです。

 

極論、場の力とか人間関係のためだけにお金を使ったっていいって思う。

 

それだけのリターンは必ず得られるから。

安定して土台になるものを持つことの大切さに自覚的になることが本当に大事で、

そこが大事だと分かれば、例えばパートナーに対する感謝の念も自然に湧いてくる。

 

多すぎる選択肢の中で迷子になると、ダラダラしたくなる


 

で、次が、別記事でも書いたことがあるのですが、

とにかく「絞る」こと。

 

選択肢を絞る。

 

これは選択肢を広げることを否定しているわけではないのだけど、

独立してやっていくと相当に選択肢が増える。

 

というか、無限に選択肢が存在する、 と言ってもいい。

 

あれもこれもできる状況が生まれる。

 

サラリーマンのときは与えられた仕事、ノルマ、課題があって、それをやっていればよかったかもしれないけれど、

独立してやっていくということは、その課題ややることを設定することから自分で全部やる、ということ。

 

与えられた問題に対して答えを出すという受験勉強的な仕事の仕方ではなくて、

自分で問題を設定する力。

 

自分で設定した問題を、自分で解く力。

 

が、必要になってくる。

 

でも、そうすると、どんどん選択肢が増えていく。

 

情報発信するにしても、

どういう情報を、

どういう伝え方で、

どの媒体で発信するのか。

 

そういうのを全部自分で考えて実行する必要がある。

 

そうなると、どんどん「あれもやった方がいい」とか「こういうやり方がいいかなあ」などという選択肢が増えまくって、選択肢が増えると、

 

自分が今やっていることはこれで正しいんだろうか?

 

という疑念が浮かぶようになる。

これ。

この疑念が、とにかく自分を止めるわけです。

 

今日「これでいくぞ!」と思っても、明日になったら「本当にそれでいいの?」と考えている。

 

その繰り返しの毎日になる。

 

何かを決めても、他にも選択肢はあるから。

だから、不安になる。

決めきれない。

これでいく!と決められない。

いつも迷う。

ちょっと結果が出ないと、変えたくなる。

だって、他にも選択肢はあるから。

 

こっちの方が正しいのでは?

 

みたいになる。

 

特に分析過多になったり、哲学チックに考える追求型タイプの人は迷路に迷いがち。

 

これでいく!と決め切ることができず、

「どうなんだろう?」

と考えてばかりで、物事が前に進まなくなる。

 

多すぎる選択肢の中で迷子になる

 

わけです。

 

で、周りの人も、「あの人は何をやっている人なんだろう?」と感じるようになる。

一貫して何かをやっているから「あの人は〜〜の人」という認識を持ってもらえるわけで、

自分が迷走すれば迷走するほど、周囲もよくわからなくなってしまう。

 

一番大事なことに集中する


 

 

そうならないために大事なのが、

 

選択肢を絞る

 

こと。

 

つまり、余計な選択肢を排除する。

もっと簡単な言い方をすれば、

 

やらないことを決める

 

ということ。

 

やることを決めるより、やらないことを決めること。

何をしないかを決める。

 

そうすると、心理的な迷いが減っていって、

何かやっているときに、

「これでいいのかなあ?」なんて悩まなくなる。

 

その迷いや悩みが減れば、

抵抗の少ない道を進んでいくことができます。

 

自分を迷わせない力


 

例えるなら、

一本道を車で走る、みたいな感じ。

一本道なんだから、もう行くしかない!みたいな。笑

 

もし、その道に脇道があったり、交差点があったり、「こっち近道」という怪しげな看板があったりすると、どうなるか?

いちいちブレーキを踏んで、確認しなきゃならない。

そのたびに、願望実現は遅れてしまう。

 

もうちょっと細かく例えると、

自分は後部座席に乗っていて、運転手さんに行き先を指示している感じかな。

 

「この道を、ただまっすぐに行ってください!よろ!」

 

と言えば、運転手さんは「へい」と言って、スピードを上げられる。

ビュンビュン行ける。

だって、まっすぐ行くだけでいいんだから。

願望実現は早まる。

 

でも、いちいち、

「ちょっと待ってください!右かも!

いや、左かも!

え、バックかも!

わかりません! 」

と言ってたら、運転手さん「んんん???」ってなって、どうしていいか分からない。

 

しまいに、ガソリンがなくなっていく。

燃費が悪くなって、

疲れ果てて、

どこにもたどり着かなくなってしまう。

 

ダラダラの原因は、自分にとって一番大事なことをやっていないこと


 

 

そうならないために、

やらないことを決めて、

自分にとって一番重要な活動に集中すること。

 

モヤモヤしたりイライラするのは、

自分にとって一番重要な活動に集中できていないから。

 

自分の場合、仕事と人間関係が大事で、

仕事の中でも「書く」ということ「コンテンツを練る」ことがメイン。

ここの時間はしっかり取る。

人間関係の時間もしっかり取る。

 

それさえしてれば、もう人生に後悔することはない。

 

自分にとってどうでもいいことに時間を使う必要はない。

そのとき本当に「したい」と思ったならするけれど、中途半端なものはむしろしないと決めちゃう。

これ、結構勇気いるんだけど、その方が楽しいんです。

 

「幅が狭くなるよ、世界は広いよ、多様性だよ」

と言われたら、

 

「るせえ、バカ」

で、OK。

 

「広げすぎて苦しんだから狭めてんだよ」

で、OK。

 

たいして会いたいと思っていない人には会わない。

行きたくない飲み会にも行かない。

とか。

てか、イケジュンの場合、断りすぎてもはやそんな誘いもないんですけど。

笑。

 

もういちいち、そういうことで迷わない。

余計な選択肢で迷う時間を減らす。

 

そうすると、毎日することが明確になるので、ダラダラすることなく淡々と前に進んでいくことができます。

 

自分なりの寂しさを感じない環境を作ること

選択肢を絞ること

 

この二つをぜひ一度、試してみてください。

 

 

 

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