サッカー日本代表敗戦に思うこと。素晴らしい活躍と感動に、心から感謝を伝えたいという真面目すぎる思い。

Soccer Football - World Cup - Group H - Japan vs Senegal - Ekaterinburg Arena, Yekaterinburg, Russia - June 24, 2018   Japan players pose for a team group photo before the match    REUTERS/Max Rossi

 

 

今、スタバに出勤した。眠い。

もちろん、サッカー日本代表のベルギー戦を観たから。

 

 

負けてしまった。

 

 

まだ、気持ちの整理はついていない。

 

なんだろうな、ただ観ているだけ、応援しているだけで、やっているわけではないのに喪失感がすごい。笑。

 

今日はどうにも立ち直れそうにないので、休もうと思います。

 

サッカー日本代表の敗退によって受けた喪失感によって仕事を休みます。笑。

自分はサラリーマンじゃないけど、そういう有給の使い方ってオシャレだと思う。笑。

 

それにしても日本代表は本当に強かったなと思う。それもこれも西野監督のおかげ。

 

自分はよくメントレの中で「自分ではなくやり方を疑え」ということを言うのだけど、

今回、日本代表を観ていても、ハリル監督から西野監督に代わって、一気に強くなった。

世界のどの国とも戦えるレベルになったと思う。

 

ベルギーは紛れもなく世界トップクラスであり、優秀候補。そういう相手に対して、あの戦い。

 

日本人選手の実力が変わったわけじゃない。

ただ、どういう戦略で戦うのか、誰を、どこで、どのタイミングで起用するのか、そういった「やり方」次第で日本は世界と戦えるのだということを証明してくれた。

 

ポーランド戦についてはあれこれと言われているけど、ベルギーは直前のイングランド戦でアザールなどの中心選手を温存して休ませていた。

 

実際、しっかり休んだアザールはキレッキレで、2点目などは右足のシュートを警戒していたところを縦に突破され、左足の正確なクロスからの失点。休んだアザールのハイパフォーマンスによって大きく試合が動かされた。

 

もしも日本がポーランド戦で主力を温存していなければ、もっと厳しい試合になったかもしれない。相手が温存しているのにこちらは温存していないというのは、非常に厳しい。

 

点を取るために香川や原口を起用するという選択肢もあったわけだけど、それをしないことによって選手を休ませることができた。

 

実際、点を取ったのはポーランド戦を完全に休んだ原口元気。全力疾走で相手を抜いていき、正確なシュートを決めた。

二点目はポーランド戦で温存された香川のアシストから、前半戦を休んだ乾の得点。

しっかり休んだ選手たちが躍動したということが紛れもない事実だ。

逆に、フル稼働していた柴崎選手などは疲労感があったかもしれない。

最後のボール回しに関しても、確かにポーランド戦はつまらないものになってしまった感はあるけど、この試合につながっていた、ベスト8を見据えた取り組みだという意味で、肯定的に捉えられる。

 

 

ただそれでも、ベルギーの壁は高かった。

 

個人的に日本の敗因は「選手層の薄さ」だったと思う。

 

別の言い方をすれば、やはりベルギーは総合力が高く、これぞ世界トップという実力をいかんなく発揮してきた、とも言える。

 

ベルギーの2点目は、交代で入ったフェライニ。

190センチを超える大柄な選手で、大柄な割に足元の技術も素晴らしい選手。

その大柄なフェライニをシャドーと呼ばれる攻撃的な位置、しかも小柄な長友選手とマッチアップさせる形で起用してきた。

恐ろしすぎる。笑。

2点目は実際に彼の高さにやられた。

 

3点目を決めたのも、途中交代で入ってきたシャドリ。

交代で入ってきた分、消耗しておらず、最後のスーパーカウンターでも持ち前のスピードを生かしてグングン上がっていき、ゴールを決めた。

点を取るつもりで前線に上がっていて、それまで獅子奮迅の活躍をし消耗しきっていた昌子が彼に追いつけるはずもなく、失点。

 

あのときの喪失感というのか、なんとも言えない気持ちはなかなか表現するのが難しいよね。

 

日本の交代カードは、消耗していた原口に代えて本田。柴崎に代えて山口。

 

本田に関しては点を取ることを考えて妥当だったとしても、山口に関しては「彼しか選択肢がなかった」という消極的な交代カードだったと思う。

 

大島は一度も出場しておらず、遠藤は役不足。

 

結局、「ボランチを代えるなら山口しかいない」という消極点な選択だった感は否めず、山口の交代によって何かが変わったかというと、何も変わらなかった。

 

本田に関しては、攻撃にタメができて、良い流れを作ったと思う。

 

ポーランド戦を見てもわかる通り、代えのきかない選手がいなくなってしまうと、日本チームは一気に別のチームではないのか?というくらいにクオリティが下がってしまう。

 

それはつまり、交代カードをなかなか切れない、切るときには「チーム力は落ちるが、消耗しているから代えるしかない」という状態で代えることになる。(あ、岡崎に関しては怪我の影響もあって使いにくかった部分があった)

 

逆に、ベルギーは積極的な交代ができる選手層があり、交代選手たちが躍動した。そうしたことを考えても、やはりベルギーは強かった。そう言えるのだと思う。

 

その中で日本は本当によく頑張ったし、何度も感動をもらった。本当に素晴らしい時間を過ごさせてもらった。

 

現実的な分析を書いたけど、真っ先にあるのは感謝の気持ちであり、サッカー日本代表が大好きだ、という思い。

 

朝3時に試合とか、関係ねえ。

起きるに決まってる。

 

そんな気持ちにさせてくれるものって、そう多くはないのかもしれないよね。

 

まじ感動だったし、楽しかったし、また今回のW杯も最高の思い出になった。

 

1998年、2002年、2006年、2010年、2014年。

 

5度の大会を観てきたけど、間違いなく一番強い日本代表がそこにはいた。

これからも、応援し続けていきます。

 

ただ、

 

気持ち的にまだ次のW杯のことは考えられない(←誰?笑)。

今は少し、気持ちを整理する時間が欲しい(←誰?笑)。

 

ということで、仕事休みます( ̄∀ ̄)笑

 

 

 

 

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