物事を楽しめなくなるのは、無意識にハードルを上げすぎているから。

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何かをやれない、楽しめないときによく起こっているのは

 

ハードルを上げすぎている

 

というもの。

 

これ、よく言われることではあるけど、気づきにくいことでもある。

 

うーん、なんだか調子出ないなあ

なんだか楽しめていないなあ

なんか苦しいぞ

 

と感じているとき、無意識にハードルを上げすぎていることが多いんだね。

 

ハードルが高い状態って、1日2日、あるいは我慢強い人ならもっといけるんだけど、

実はメンタルは疲弊していっている。

 

基本、無理は続かない。

 

無理は続かないというのがどういうものとして現れるかというと、

 

やる気が出ない 楽しくない

 

という感覚として現れてくる。

 

例えば、短期間でバーっとやって、その後、もう触れたくない、もうやりたくないと感じる取り組み方ってあるよね。

 

これ、もちろん方法として有効な場合もあるからいいんだけど、メンタル的に起こっていることとしては、

 

無理と負担をかけていると、最終的にやる気の低下という形で自分をストップさせる

 

というもの。

 

あと、ハードルを上げすぎているときって自己否定が絡んでいることも多いから、余計に状態が下がりがちなんだよね。

 

自己否定からくる高すぎるハードル

 

が無意識に状態を下げ、やる気を低下させる要因になっていることは多い。

 

ただ、ここで一つの疑問も出てくる。

例えば、結果が欲しいとして、

 

「結果を得るためにはそれなりの取り組みをしなくちゃいけないんです。だから、甘いこと、言ってられないんですよ!こっちは!必死なんすよ!まじ!」

 

という意見だ。

 

ただ、筋トレで考えてほしい。

 

結果が欲しいからといって、毎日毎日同じ箇所を、圧倒的負荷でやっていったとして、筋肉はつくかというと、つかないよね。

 

むしろ、怪我をする。

 

しかも、辛く苦しいし、一定の期間が過ぎたら筋トレは卒業したくなりそう。

 

楽しくない、怪我して痛い、筋トレ嫌いになる。

 

という感じで、かなりボンバーな結果になりそうだ。

 

じゃあ逆に、どういうやり方がいいかというと、

 

必要な刺激を必要な分だけ与えて、あとはしっかり栄養を取って、めっちゃ寝る。

 

で、筋肉をしっかり休めて、

 

「あ、ジュンさん、おっけーっす。オレ」

 

と筋肉が言ってきたら、「よし、いこうか」と言って、もう一度やる。

 

これを繰り返していけばいいだけ。

 

それが、最も結果につながる行動。

 

これはありとあらゆることにも言えるもので、

自分なりのハードルを越えていくことが結局は最も良い取り組み方。

 

もちろん、慣れてきて、成長してきたら、どんどん基準も上がってくる。

 

そのときはやる量も上げればいいね。

 

そのときは、量自体は増えているかもしれないけど、メンタル的な負担は減ってる。

 

やっている量とメンタル的負担は、人による。

 

量が多いからって負担なわけじゃないし、

量が少ないからって負担がないわけじゃない。

 

人による。

 

慣れてきて自分も成長してきたら、

量が多くてもやる気が低下するということはなくなってくるし、

むしろやる気は上がる。

 

自分なりの次の一歩をこなしていくのは楽しいことだから。

ゲーム感覚で取り組めるんだよね。

 

他人に認められるような結果を早く出さなければならない

 

という感じで、自分のハードルよりも他者の目を気にした取り組み方ばかりをしていると待っているのは、

 

やる気の低下

であり、

楽しくない

という状態だ。

 

ゲームをしているときに他のプレイヤーのことは気にしないし、

ゲームを楽しんでいるだけで、誰かに評価されたいと思ってやっていないよね。

 

 

 

この話全般を通して、目標を下げなさいとか、ゴールを低く、と言っているわけじゃない。

ここは割と重要。

 

目標やゴールを掲げる場合は、自分が心からワクワクするものにしよう。

高かろうがなんだろうが、ゴールはワクワクするもの。

ここは鉄板。

 

ただ、「今日やっていくこと」に関しては、自分なりのハードル、自分なりの一歩をこなすこと。

 

朝のランニングをしようと思うなら、ウォーキングでいいくらいだ。

たとえ、フルマラソンを走ることが目標だとしても。

 

外に出てストレッチするだけでもいい。

 

もしお隣の誰かさんが、

 

「わたし、10キロ。行くわ」

 

と言ってたら、

 

無視だ。

 

完全に無視だ。

 

引っ越しだ。

 

(それはやりすぎ)

 

とにかく、自分の一歩に集中。

 

そう。

 

アキレス腱に集中していればいい。

 

アキレス腱を伸ばすことに集中し、

そんな自分を褒めること。

 

ナイスアキレス!

いいアキレスだよ!

きてるきてる!

いけるよ!

 

と言ってあげる、ということだ。

 

それができれば、楽しくなる。

 

 

例えば、この記事に関しても、正直、かなりリラックマ状態で書いてる。

 

コーヒーも、飲んでる。

 

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ある意味適当に書き始めた結果、意味不明なことも頭に浮かび、

適当だからそのまま表現している。

 

このリラックマ加減が割と楽しいわけで、

 

自分自身、ハードルをあえて下げるというのは日常的にやっていて、実際に効果を上げているんだよね。

 

ということでぜひ、楽しめなくなってきた、やる気が出なくなってきたときには、

 

あえてハードルを下げる

 

 

ということをやってみてください。

 

オススメです。

 

 

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