先日、ワイルドスピードスカイミッションを観てきたので、今日はそのサントラの曲を。
今回悪役として出て来たジェイソン・ステイサムが好きなんですよね。個人的に。
バリバリのアクション映画でしたが、面白かったです。
というか、自信のある男たちが出てくるのが個人的に好き。
ナヨナヨしたり、メソメソしたり、ウジウジして生きていきたくはないから。
共感+そうありたい、というところがあるんでしょう。
で、この間、「007 スカイフォール」も観ました。
これ実は映画館ですでに観ていたのですが、iTunesで購入して、もう一度観ていたんですね。
主演は、ダニエル・クレイグ。
で、この映画に出てくる悪者がいるんですけど、テロとかやるんですけど、
そのテロとかやる目的が、「あの人に振り向いてもらいたい」なんですよね。
Mという女性がいるのですが、おばちゃんなんですが、悪役はこの人の元で働いていた。
でも、やむを得ない事情で、Mは「切り捨てる」という選択をしたんですね。
悪者はそのことを根に持っていて、「何で俺を捨てたんだ、かあちゃん!」みたいな感じで、拗ねている。
で、そのかあちゃんを困らせるようなことばかりするのです。
直接、「何で捨てたんだ!」なんて言えないから。
憎しみを抱いているのだけど、それは愛着の裏返しであり、色々心理的にごちゃごちゃしてる。
大体、悪役ってそういう部分があって、
根本の根本を探っていけば、結局は、拗ねだったり、いじけだったりする。
自分のことを見てほしい、もっと注目して欲しい。
その根底にあるのは、自己無価値感であり、自分に自信を持つことができないこと。
そのことと向き合うこともできず、心をこじらせ、拗ね、ひねくれていく。
そして、関係のない他人を巻き込んでいく。
例えば、人を声高に批判する人も、心をこじらせているわけです。
素直に「俺をもっと見て!」「俺のすごさを認めてくれ!」と言えないから、
誰かを下げることで自分を上げる、ということをしたくなってしまう。
もしくは、人生の結果を自分で背負う覚悟がなく、自分の人生が上手くいかないのを誰かのせいにしたいか。
結局それは己に自信が持てないということであり、自分の価値を信じられないということ。
人が積極的に自分の好きなことができないのも、
チャレンジができないのも、恋愛に奥手になってしまうのも、
結局は、自信や自己肯定感がなく、自分の価値を自分が信じることができない、というところに行き着く。
それさえあれば、毎日はもっと楽しくなるし、無駄にビクビクしたり、
気を遣いすぎて疲れたり、なんてこともなくなる。
大事なことは、すでに自分には価値があるということを認めること。
価値がないという人の言葉に耳を貸す必要はありません。
失敗しようが、できないことがあろうが、構わない。
そんなことは、誰もがそうだから。
いじけるのではなく、拗ねるのではなく、
ただ己に正直に、自分の弱さを受け入れていく。
自分の弱さを受け入れていくことで、人の弱さも受け入れられるようになるから。
人は、自分を受け入れた分と同じ分だけ、人のことも受け入れられるようになる。
それはつまり、自分の器が大きくなる、ということでもあります。
自分と向き合えば、己の弱さ、どうしようもなさ、愚かさと出会います。
しかし、きちんとそういう自分と出会えた人は、そこから大きく飛躍していく。
人間が一つ深くなって、周りに与える印象も変わってくるのです。
己の弱さを知った人間は、なぜか強くなるんですよね。
弱さと向き合い、弱さを受け入れることで、人は強くなっていくのでしょう。
今回は、このへんにしておきます。
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