『自分の「武器」を見つける技術』に、こんなこと書いた。
読んでくれた方、覚えてくれているのかなー。笑
私たちの人生は、最初に決めた結論の証拠集めだ
これ、まだ大学生だった頃、まだ弁護士を目指しちゃってた頃に気付いたこと。
例えば、
自分はダメだ
とずっと思っている人って、もう「そういうことにしている」わけで、
「自分がダメな証拠」がこれでもか!!というくらい集まってくる。
当時、弁論サークルに所属していた私は、「原告が勝つための証拠」を必死こいて毎日集めていて、その過程で明らかに「被告側に有利な証拠」も見ていたのだけど、
完全スルー。笑
見て見ぬフリをするし、被告に有利なものっぽいのが出てきたら、スクロールを早めるか、本を閉じるか、そのページだけ飛ばす。
とにかく、「ないことにする」。
そういうことを自然にやっていた。
自分が信じているものを否定するようなものは見たくないわけで、どれだけ出てきても見ようとはしない。
これ、コーチとして人と関わる中でも何度も何度も何度も何度も見てきた現象。
どれだけ学んでも変われません!という人がいるが、
結局、根っこの「自分はダメだ」が変わっていなくて、その様子はもはや、
これだけ学んでも変われない自分はやっぱりダメなやつ
ということを『証明』したいかのよう。
でも、本当は、心の奥底の奥底には、
その信じていることを「そうじゃない」と思っている自分がいて、
その自分が自分を諦めさせていないわけだ。
大事なことは、自分は最初に何を信じることに決めたのか?という部分。
そこが変わらないことには、
今までと同じ証拠ばっかり集めることになりますぜ。
Aを信じるか、Bを信じるかに、難易度の違いはない。
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いけじゅんBAR第4回「どうすればネガティブ状態から抜け出せるか?」
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