これまで、基本的にiPhoneでは電子書籍を読んで来なかった。
iPadminiがあったから、それで読んでいたんだよね。
大きさ的にも本っぽいし、ちょうどいいなと。
逆に、iPhoneは小さすぎて読みにくいんじゃないかと思っていて。
実際、iPhone5だった頃に読んでみたら、文字が大きくなりすぎていて、なんか自分がおじいちゃんになった気がしてた。
これは、俺だけかな。笑
(やたらシュッシュしなきゃならんしね。ページめくるために)
でも、そのときの印象が強くて、その後はずっとminiちゃんと共に生きてきてた。
ただ、今7になって改めてiPhoneで読んでみると、結構読みやすいし、そこまで字が大きいわけでもないじゃん、と気づいた。
それでもminiちゃんに比べると本っぽくないし、やっぱminiちゃんでしょと思っていたのだけど、
先日、面白いことに気付いた。
ある程度の分量のある本を読んでいたのだけど、知らない間に読み終わってたんだよね。
しかも、かなり集中力の高い状態で。
「知らない間に」というのがピッタリの表現だな、と感じるくらいの。
で、何でそうなったのか?と考えてみた。
すると、結構そこにはちゃんとした理由があって、
iPhoneで読むと、画面に表示される文字数が少ない。
視界に入る文字の量が少ない。
だから、その文字に集中することができる。
例えば昨日の記事(昔、小説や映画を楽しめなかった理由が、そのまま自分の人生が上手くいかない理由だった。)にも書いた通り、今海外の小説を読んでいて500ページくらいあるんだけど、
先が見えてしまう。どうしても。
20ページ目くらいを読んでいると、先はまだまだ長いということが手の感触で伝わるし(分厚いから)、視界にも入ってくる。
1ページの中でもそうで、字が詰まっていたりして、しかもそこがあまりつまらない箇所だったりすると、心が折れそうになるというか、
「ここ、飛ばして良くね?」
という悪魔のささやきが聞こえるようになり、小説を読んでいるのに「速読感」が出てくるというわけの分からない状況になる。
でも、iPhoneの場合、先が見えない。
残りページ数を気にするでもなく、字が詰まっているとかそういうことも気にすることなく、
今この瞬間目の前にある文章に集中できる。
大した分量の文字はそこにないから、飛ばそうとも思わないし、飛ばしたらもうなんか、文として成立しない感じになるというか。
その結果、読書の質が高まって、結果的に量も増える。
そんなことを感じて、
ああ、やっぱり今この瞬間に集中することが大事なんだな
と、iPhoneに教えてもらいました。
今この瞬間目の前にある文章を集中して読んでいたら、
気付いたら読み終わってて、先のことを気にするよりもよっぽど集中していて、頭にも残ってる。
ただこれは紙の本がダメだとか、miniちゃんとはお別れだとか、そういうことを言いたいのではなくて、
これからも紙の本は読むだろうし、miniちゃんとの付き合いも続いていく。
ただ、iPhoneで読むのも悪くないじゃん、結構いい奴じゃん、という、
そういう話。
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