本番を前に気合いを入れる。
これって当たり前のように行われているし、良いことだとされているけれど、実は気合いを入れない方がうまくいくことって多いと思う。
実際、自分の場合も京大受験本番は何の気合いもなく、日常の感覚のまま試験に向かっていた。
自分のイメージの中で試験本番のことはイメージされていて、イメージの中で合格したときのことや、試験本番どうするかも予習済みだった。
だから、滑り止めの大学を受けていなかったけれど、「手続き感覚」で試験本番に向かうことができて、緊張というものは縁遠い感覚で試験に挑んでいた。
普段通りにやればいいし、普段通りにやれば受かる
という感覚で、気合いは全くなかった。
その結果、普段以上の力がなぜか出て、苦手だった数学で最高得点を取るなどして運良く合格できた。
この「気合いを入れない」というのは、ある意味で、自己概念が高いからこそできることでもある。
普段の自分、普通の自分を否定していると、普段や普通の自分じゃない自分になろうとする。
普段の自分はダメだと思うから、普段の自分を隠してより良い自分を作ろうとするわけだ。
その発想それ自体が自己概念が低いと言えるわけで、
脱力されている、普通でいられる、無理をしないでいられるということが自己概念が高いということ。
例えば、漫画とかでも達人に近づいていくと、なぜか脱力系になることが多いよね。笑
「バカボンド」という漫画なんかを読むとそれは顕著で、主人公も達人に近づくにつれて力が抜けて、接しやすい人物になっていく。気合いとは無縁の存在になっていく。強いやつほど無駄に力が入っていない。
普通にやる
普段通りやる
それがごく自然に可能になるメンタルを手に入れる。
それができれば、物事はうまくいくようになるし、うまくいこうがいかなかろうが関係ねえなあ、というところまでいける気がするんだ。
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