「過去」はもういいから「今」に戻って来たら?

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これまで多くの人と対話を重ねてきたけれど、うまくいかないなと感じている人は、

過去のネガティブなことを多く語る

もしくは、

過去に起こったことを未来に投影して不安になる

という二つのことを、よくやっている。

ふむ。まあ、あるよね。

多分、普段から過去のことを悔やんだり思い出していたりしているのだと思う。

あるある。

だから、会話をしたときにまずそのことが出てくる。

ただ、そういうことを無意識にやっているがゆえに苦しいわけで、まずはそんな自分に意識的になればいい。

「あ、おれ、またやってる」

「わたし、またやってるわ」

そんな感じで、「自分が今、何をしているか」を自覚すること。

その自覚がなくなると、

過去の海の中で溺れてしまうか、未来の幻想の中で迷子になってしまう。

過去にとらわれることや未来に不安になることは「悪い」わけじゃない。

悪いことじゃないし、ある意味仕方のないことだけど、ただ自分自身が良い気分ではいられないはず。

過去のことを悔やんだり、失敗をわざわざ思い出しては自分を責めたり、それは苦しいはず。

自分はもう、そういうのはあんまりやりたくない。

 

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おっと、ついうっかりカフェで女性相手にニヤつくジェイソン・ステイサムを載せてしまった。

失礼。

真面目にいこう。

 

自分の場合、他人の失敗も責めないようにしているし、失敗だという認識もしないようにしている。

「いいねえ」

と言う。

他人に対してそうやっていると、自然に自分にもそういう対応をできるようになる。

自分をいつも責めている人は、他人に対する責めを少しやめてみることだ。

少しでいい。

いきなり全部をやめたりする必要はない。

いや、やめられたらいいけれど、できなかったときにまた責め始める可能性があるから「少しでいい」くらいから始めればいい。

結局大事なのは、

じゃあ、今、どうする?

今、何する?

今、どう在る?

ということ。

過去は関係ない。

過去や未来にとらわれ始めたら、「む、とらわれちまった」と気づいて、

さて、今どうしよう?今どう在ろう?というところに戻ってくればいいんだ。

過去に疲れたら、今に戻ってこよう。

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あ、おかえり

 

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