超一流スナイパーのように「自分の好きなイメージ」に狙いを定め続ける。

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「ジャック・リーチャー」っていう、トム・クルーズ主演の映画を公開初日に観に行った。

この映画は過去に放映された「アウトロー」って映画の続編で、その「アウトロー」のファンだったんだよね。

なんてたって、タイトルが良い。真っ先に目が行ってしまうタイトル。

リーチャーの一匹狼なところも、お気に入りなんだ。

ということで、公開前から一人ひそかに楽しみにしていた。

こういうハードボイルド系の映画は、一人で観ることが多い。

その方が、世界に入り込むことができるから。

そんな感じで、意気揚々と映画館まで車を走らせた。

 

ただ、運転中に気づいた。

自分の格好が、アウトローのときのトムとそっくりだったんだ。

茶色のレザーに、グレーのニットを中に着込み、ジーンズを履いている。

なんたって、茶色のレザーがあまりにもトムすぎる。

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意図してやったわけじゃない。

いや、まじで。

笑。

だから、ちょっと笑えた。

しかも、映画を観ているときに気づいたんだけど、今回のトムは黒のレザー。

それが、最近買ったやつに似てたんだよ。

もうちょい襟が強調されてないやつ。

ほんと、嫌になっちゃうよね。

ただ結局、人は好きなイメージに勝手に、気づかないうちに近づいていくんだな、って思ったな。

だから、イメージが大事なんだ。

 

自分の好きなイメージに照準を合わせ続ける。

そうすると、人は無意識レベルでどんどん近づいていこうとする。

これはもう、間違いなく。

だから、狙いを定め続けるんだ。

超一流のスナイパーのようにね。

 

話変わるけど、

個人的には、自分が好きになれない主人公の映画を観るっていうのはあまりしない。というか、できない。

ストーリーというより、自分が好きになれる主人公をいつも探してる。

自分にとって大事なのは、主人公。

好きになれる主人公の生き様を、観ていたいんだな。

 

同じ劇場にいる人たちの8割以上は、アウトローも観ているはずだった。

そうなると、

 

「あいつ、アウトローのトムの真似してね?」

 

と、席に座るときに思われる可能性もあるわけだけど、

そんなのはどうでもよかった。

むしろ、

 

「え、何で茶色のレザー着てないんですか?早く許可しちゃいなよ」

 

って感じだ。

笑。

 

映画はもちろん、面白かった。

アクション映画が好きな人にとっては、ってことになっちゃうけど。

でも、自信がない男子にとっては、自信があるとか男性的な魅力ってどんな感じなのか、どんな雰囲気なのかを知れるから役に立つかもしれないよ。

 

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