失敗したときに凹んでしまう。
そういうことってよくあるもの。
どうすれば凹みにくくなるのか??
ふむむ。
簡単に言うと、
「ま、そんなもんでしょ」
と思えたら、凹むことはないし傷つくこともない。
そして、
「ま、そんなもんでしょ」
と思えるのは、ちゃんと状況を客観的に把握しているからだったりするもの。
今日は、そんな話を。
状況を把握すると、自分を責めずにいられる
例えば、昨日生まれて初めて草野球に参加。
相手ピッチャーは、長年野球をやってきているであろう、草野球にも慣れているであろう男。
こちらは、野球をやったこともないど素人。
試合なんてマジ初めて。
で、結果は三振。
つまりは、失敗だ。
さあ、この「三振」という結果をどう捉えるかなのだけど、
もちろん悔しいな、という思いはある。
ただ、「凹む」べき要素、自分を「責める」べき要素は一つもない。
当たり前のことが、当たり前に起きただけ。
あっち超経験者。
こっち超ど素人。
三振という結果だけを見ると凹んでもおかしくないのかもしれないけれど、状況を冷静に把握すればそういうことはなくなる。
状況を把握すれば、
別に特別なことが起こったのではなくて、ただ当たり前のことが当たり前に起こったというだけのこと
とわかる。
てか、打てる方がおかしい。笑
(逆に、打てたところで打てた理由も根拠も分からない。何となく、になっちゃう。だから多分次は打てない)
ただ、状況を全く把握せずに「カッコイイ結果を出せる自分でいたいぜえ!」となると、打てないことに凹む。
でも、それは1パーセントのラッキーでなければ無理なことで、ラッキーが起きないと毎回凹むことになっちゃう。
99パーセントの確率で凹み、1パーセントの確率で狂喜乱舞。
毎回その1パーセントに賭け、その1パーセントの自分こそが「本当の自分」だと信じるギャンブラー。
違う。
「99パーセントの確率で打てず、1パーセントの確率で打てる」
それが今の時点での「本当の自分」だ。
あくまでも「今の時点で」だけど。
まず一旦そこを受け入れているメンタル状態に変われば、
99パーセントの確率で「良い練習になった」と感じ、1パーセントの確率で「まあラッキーだな」と謙虚でいられるから、淡々と練習して上達できるプレイヤーになれる。
凹みやすいの人の中には、前者のように状況が把握できていないメンタルギャンブラーな人もいたりする。
ちゃんと状況を冷静に把握する力は、メンタル的に非常に重要。
大した練習もしていないのに結果が出るほど野球もその他のスポーツも甘くはなく、結果が欲しければ淡々と練習するしかない。
イメージして寝て起きたら打てる自分になっていることはないし、ムキムキの自分をイメージしていたら何もしなくても朝起きた瞬間に「え、おれ、アーノルドシュワちゃんになっちゃった!」なんてこともない。
試行錯誤しながらのトレーニングというのは、何事においても大切。
その当たり前のことを心の底から当たり前だと思えていれば、凹むことはなくなっていく。
例えばこれは色々なことが言えて、
ブログ書き始めて1ヶ月です!記事数は10記事くらいです!
集客しました!
人が集まりませんでした!
超凹んでます。。。。
という人がいたとしたら、
「ん???」
って感じるはず。
そりゃまあ、そうだな。という感じの結果だ。
ごくごく冷静に普通に考えて、そうだよね、と。
まだ誰もその人のことを本当には信頼していない状態で人を集めようったって、なかなか難しい。
そこからどう試行錯誤するか?が大事なのであって、ある意味、今スタート地点に立ったところ。
でも、失敗に凹む、つまりは状況を冷静に把握できないでいると、
そこでもうやめちゃうか、少なくともやる気を失ってしまう。
淡々と続けられず、淡々と試行錯誤できないから思うようにいかず、違うことをやってもその「メンタル」自体が変わってないから、つまづいたらやめるを繰り返してしまうもの。
そろそろまとめよう。
必要以上に凹まないために、何が必要か?
意外かもしれないけれど、実は、
冷静に状況を把握する力
だったりするという、そういう話でした!
より深い内容は、メルマガにて書いてます。
本も出版しています。
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