現実が変わっていくのにはどれくらいの時間がかかるものなのか?
当然、すぐに変わってくれたら嬉しいよね。
ただ、これは人それぞれな部分がある。
らというのも、例えば、分かりやすいから恋愛で書くと、
これまで一度も恋人ができてこなかった人と、何度か恋人ができたことがある人の2人が、
恋人が欲しい
という願望を持ったとする。
するとどういうことが起こるかというと、当然、何度か恋人ができたことのある人の方が現実化というのはしやすかったりする。
なぜか?
自分の願望に対する抵抗が弱いからだ。
ず〜と恋人ができないでいると、「自分には恋人はできないんじゃないか。そうに違いない!」と「自分で」考えるようになっていく。
実際にはそんなことはないのだけど(世の中を見渡してもらえれば、例えば美男美女だけが幸せな恋愛をしているわけではないこともわかる)、
自分でそう考える時間が長かったから、「できない」が「信念」と呼ばれるレベルまで高まっていたりする。
そうなると、恋人ができるようなアクションを起こすことはできなくなる。
オシャレをしない理由
例えば男性だったら、オシャレをするという選択肢もなかなか持てなくなったりする。
別にオシャレを絶対にしなさいということではないけど、
ただ基本的にオシャレのスタートというのは、どこかしら異性を意識することから始まるもの。
そこから「自分なりのスタイルの追求」だったり、どんどんオシャレにおける願望も変わっていくのだけど、
最初のきっかけである「異性に自分をアピールしたい」という気持ちに抵抗すると、オシャレをしようという意志を持たなくなる。
オシャレをしなければ、恋人ができるチャンスは確実に減る。
大人になってもオシャレを意識しない場合というのは、
学生時代に「異性に自分をアピールしたい」という気持ちを抑圧していた可能性がある。
その抑圧や抵抗が今もまだ続いているということ。
(もちろん、それだけが唯一の理由ではないし、単純に本当に興味のない人だっています)
ただ、大人になってからその抵抗や抑圧を取り除いていって、どんどんかっこよくなったり、綺麗になっていくケースは多い。
ただ、そういう場合も「かっこいい姿」「きれいな姿」に至るまでにはある程度の時間がかかる。
今まで抵抗してきた分、トレーニング量が足りないから。
要は、そういう感じなわけだ。
許可している状態を保つこと
現実化するかどうかは、自分が抵抗していない状態でいられるかどうかにかかっているけれど、
過去に抵抗が強かった場合には、その抵抗が邪魔をして現実化は遅れていく。
今まで抵抗してきた分、許可を出す方向での思考や行動というのは少し苦手になっているわけです。
だから、許可したと思ったらまた抵抗したりして、状態が揺れ動く。
揺れ動いた分、現実化は遅れていく。
でも、揺れ動くのも仕方のないことだから、それは別に問題じゃない。
そういうものだから大丈夫。
大事なことは、願望が現実化するまで、できるかぎり許可している状態を保つこと。
抵抗する状態になると、抵抗する行動をしてしまう。
例えば、「デートして」と言えば普通にデートできたのに、「俺なんて」と抵抗して何もアクションを起こさないとか、そういうことになる。
すると、当然、現実化は遅れていく。
自分の商品やサービスを作って、「ぜひどうぞ」と言えば買ってくれたのに、言わない。
すると、お金を得る、仕事を得るなどの現実化は遅れていく。
結局、自分が抵抗すれば、望みを現実にしないことはいくらでもできてしまうし、実はそうしてしまっていることは多いということなんだ。
よく「チャンスを掴むことが大事」ということが言われるけれど、チャンスを掴むというのは「許可を出している人」にしかできない。
自分が「そうなれる」と信じているからこそ、チャンスが来たときにそこに飛びつくことができる。
要は、その一瞬の問題ではなくて、それまで培って来た「状態」の問題だったりするんだよね。
ということで、許可する状態を保つこと、そのためには以前にLINE@限定で配信した「だとしたらトレーニング」を実践していって欲しいと思います。
メルマガで「読者限定メンタルトレーニング」をお届けしています。登録は無料です。
LINE@もやってます。LINE@限定コンテンツも配信中。
人が良くなっていくために本当に大切なことは何なのか?について考え続け生まれたメンタルトレーニングジムを運営しています(現在申し込みは受け付けていません)。
いけじゅんBAR、やってます(最近は閉店しっぱなし)
いけじゅんBAR「なぜ、大きな目標はあるのに行動できないのか?」
本も出版しています。
「無愛想のススメ〜人間関係が劇的に改善する唯一の方法〜(光文社)」 2016年12月発売。発売4日で増刷!
『自分の武器を見つける技術』2015年12月発売。発売1週間で増刷!